海外旅行先でのタクシー利用時に注意すべき7つのポイント

credit: Seamus Travers

日本では交通機関が発達しているのと、タクシー料金が高いので利用しない方も多勢いると思いますが、海外旅行では道がわかりにくく、料金が比較的安いのでタクシーを利用する機会が多くなります。

ただし、海外のタクシー利用は平和な日本と違い旅行者がトラブルに巻き込まれてしまうケースが多々あります。

海外のタクシーの料金やシステム、トラブルの例は各国で違いますが、タクシー利用時に注意すべき事は基本的に同じです。

今回はどの国でも対応出来る注意点や、タクシー利用時におけるトラブルと解決策を紹介していきます。

海外タクシー利用時におけるトラブルの例と解決策

メーター詐欺

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メータータクシーだからといって安心して乗っていると、目的地までの相場より高額な請求をされるケース。

これは料金メーター自体に細工してある場合と、単純に目的地まで遠回りで行くケースの2種類あります。

料金メーターの基準は国や会社によって様々ですが、違法なタクシーは料金メーター自体に細工をして料金を上げようとしてきます。初めて利用するタクシーだと料金の上がるスピードが早くても『こんなものなのかな?』と思ってしまい騙されてしまいます。

遠回りして目的地まで行くケースは、観光客は現地の地図が頭に入っておらず、町並みもどこも同じに見える為、騙されている事もわからずにお金を払ってしまう事があります。

解決策

どちらのケースにも共通して言える事は、いくらメーターが付いていたとしても事前に相場を知っておく事が重要という事。

1台目に捕まえたタクシーにはすぐに乗らず、何台かタクシーを止めてドライバーと交渉をし、目的地までの料金の相場を把握しておく事が大事です。

ガイドブックやスマートフォンのアプリ等を持っているのであれば、目的地までのルートや距離を事前に把握する事ができます。

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事前に目的地を入力しておけば、乗車場所からの方角や距離は瞬時に把握出来るので、上手く利用してみて下さい。

距離を把握出来ればドライバーに『だいたい料金はこれぐらいですよね?』と事前に聞いておけるので、比較的トラブルは避けられます。

それでも100%防げる訳ではありません、メーター詐欺に途中で気づいた場合等はどうするか?

目的地がホテルや人気が多い場所なら目的地に着いてから文句を行った方が懸命です。

なぜなら運転中に文句を言った場合、ドライバーによっては人気のない場所等に連れて行くケースもあるからです。

なので、目的地までは騒がずにホテルに着いたらスタッフを呼んで対応してもらいましょう。

目的地がホテルではない場合は、人気のある場所で降りてから出来るだけ大声で文句を言うようにして、現地の人にトラブルが発生しているところをアピールしましょう、間違えても運転中に騒がない様にして下さい。

この二つができない場合は、最悪なケースを避ける為にお金を払う事も大事だという事も覚えておいて下さい。ボッタクリをされたとしても、怪我をしたり荷物を全部取られる方がダメージは大きいので、勉強代だと思って大人しく払うのが懸命です。

旅慣れた人程、タクシーでの交渉で大事件に発生する事が本当に多いので、気をつけましょう。

一番危険なタクシー強盗

credit: Rita Moreno

credit: Rita Moreno

ドライバーが人気のない場所まで連れて行き、持ち物をすべて取られてしまうケース。

ドライバーが直接関与する場合もありますし、仲間がいる場所まで連れて行かれ、そこで降ろされて荷物を取られてしまうケース等様々です。

タクシーでのトラブルで一番危険なケースで、特に中南米での被害が多くなっています。

女性の1人旅が狙われる傾向があるので十分気をつけて下さい。

解決策

こういったケースを防ぐ方法は出来るだけ『白タク』に乗らずに、よく見かける車体が綺麗なタクシー会社を利用する事です。

白タクとは車体が白い車ではなく、会社に属せず法律上認められていない個人でタクシー業務をしているタクシーを指します。

一般的には『車内に営業許可書がない』、『料金メーターがない』、『表示灯がない』タクシーを白タクと分別する事が多いのですが、これは国によって一概に言えません。

国によって色々なタイプがあるので、ぱっと見で判断できるのは地元民か、余程その国に長期滞在している人ぐらいしかいません。

違いがわかるまでは、ホテルや空港から乗る場合は出来るだけスタッフにタクシーを呼んでもらいましょう。

credit: drpavloff

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先進国では空港やバスターミナルはもちろん、街中でも大抵タクシー乗り場があるので相場を聞いてから利用しましょう。

途上国では街中や観光地で利用する場合は、止っているタクシーではなく出来るだけ流しのタクシーを利用する方が懸命です。

特に観光地前で旅行者を見るなり声をかけてくる客引きタクシーは出来るだけ避け、少し歩いた場所でタクシーを捕まえた方がトラブルが少ない事が多いです。

ちなみに、先程紹介した『メーター詐欺』や『距離をごまかそうとするタクシー』も『白タク』に多いので注意して下さい。

もちろん白タクすべてが怪しいわけではありませんが、発生率が高いという事を覚えておいて下さい。

事前交渉とは別の金額を請求される

事前にドライバーと交渉したのにもかかわらず、高額請求されるケース。

個人的にこの手のトラブルが一番多いと思います。

よく言われているのは、事前に交渉した金額は一人分の料金で、同乗者がいる場合はその人数分請求されたり、荷物分を請求されるケースです。

特にひどいのが目的地を事前に言っているのにも関わらず、距離が思ったより遠かった等、難癖つけてくるケースです。

解決策

この手のケースは事前交渉でしか解決できません。

一人分の料金なのか、車一台分の料金なのか、荷物代は含まれているのか、目的地をきちんと知っているのかを聞いて、『これ以上お金は払わないよ』としつこいぐらいアピールしましょう。

ただ、この手のケースは事前に細かいところまで交渉したとしても、相手も必死に請求してくるので難しいところです。

最悪なのはお互いがヒートアップして暴力事件などに発展する場合もあるので、ある程度の請求はチップとして払うのも手かもしれません。

自分もこの手のケースは何回も経験してますが、途中から怒るのがバカらしくなって『もういいよ』と諦める事の方が多かったです。

人によっては、諦めて払う観光客が多いからドライバーもしつこく請求してくるんだ!と言う人も多いですが、こればかりは個人個人で意見が別れますからなんとも言えませんね。

発展途上国のタクシー以外の乗り物、例えばタイの『トゥクトゥク』や『バイクタクシー』、インドの『リキシャ』等は個人で営業している人の方が大半で、このトラブルが本当に多いので注意して下さい。

荷物を盗まれるケース

タクシー乗車前や、乗車後に荷物を盗まれるケースも多発しています。

先にトランクに荷物を入れて、お客が乗車する前にそのまま走り去って行くケースや、お金を払ってタクシーを降りてトランクに向う前に走り去って行くケースです。

解決策

必ずトランクはドライバーに開けてもらって、荷物を入れてトランクを閉めるところまで確認してからドライバーより先に乗車してください。

降りる時は、必ずドライバーより後に車から降りて下さい。

タクシーに複数乗車する場合は、最低1人は車内で待機すればこのケースは防げます。

1人で乗車する場合は、可能であればトランクには入れずに車内に入れた方が確実に防げます。

まとめ

世界中の国でトラブルが多いタクシー利用時ですが、気をつける事はどの国でも同じです。

旅行先のタクシー事情を調べておく。

出来るだけガイドブックやインターネットで情報を集めておき、どういったトラブルが過去に起きているか、その国のタクシーのシステムを把握しておけばトラブルのリスクは激減します。

出来る限り情報収集は行いましょう。

夜間や深夜での利用は避ける

やはり、夜間や深夜でのトラブルが多く発生しているので、可能であれば飛行機の発着時間等を見直す事も大事です。

どうしてもタクシーを利用しないと行けない場合は、必ず信頼出来るスタッフ等に頼む事を心がけましょう。

白タクには出来るだけ乗らない様にする

トラブルは白タクを利用する時に多発する傾向があるので、信頼出来るタクシーの会社を事前に調べておきましょう。

止っているタクシーではなく、流しのタクシーを捕まえる

流しのタクシーが100%安心とは言い切れませんが、観光客を客引きしているタクシーには出来るだけ乗らずに流しのタクシーを捕まえた方がリスクは減ります。

メータータクシーの場合は事前に相場を把握する

メータータクシーとはいえ安心せずに、必ず事前交渉を忘れずに行って下さい。

事前交渉はしつこいぐらいに行う

何人分の料金なのか、追加料金はないのか、荷物料金は含まれているかを必ず聞いて追加料金を請求されない様にしましょう。

荷物は出来るだけ車内で保管するか、荷物の出し入れに注意する

盗難のトラブルを回避するには肌身離さずが基本です、トランクに入れる場合もドライバーの動きに注目して下さい。

その他にも、さりげなく車内でカメラを使って風景を撮る振りをしてドライバーがフレームに入る様に写真を撮ったり、乗車する前に車のナンバーを撮ったりして、トラブルのリスクを減らしたりできますが、自然にやらないと怪しまれるのであまりお勧めはしません。

上記の事を実践したとしてもトラブルを100%回避する事は不可能ですが、『0』に近づける事は可能です

トラブルに遭遇するのもしないのも、はっきり言って『運』だと思います。

ただ、意識して行動するのとしないのとでは『差』がはっきりでるのは間違いありません。

credit: Sue Hixson

credit: Sue Hixson

長々と書いてしまって海外のタクシーが怖いイメージがついてしまったかもしれませんが、多少神経質になっている方が、海外旅行でのトラブルは間違いなく減ります。

いろんなケースのトラブルがありますが、何が起きても一番大事なのは自分の体です。

お金で解決できるのであれば、無理に争ったりせずに勉強代だと思って払うのが一番賢いと思います。

せっかくの海外旅行です、トラブルのせいで楽しい思い出が台無しになるのなんて勿体ないですからね。

最後になりますが、個人的には悪徳タクシーはほんのわずかで、大抵のタクシードライバーはフレンドリーだと思っています。

自分は何回も親切なドライバーに助けてもらいましたし、旅先で出会った旅行者も同じ事を言っている人の方が圧倒的に多いです。

読者のみなさんが悪徳ドライバーには捕まらずに、親切なドライバーに出会える事を祈ってますね。

ではでは・・・

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