イラン入国後に10人の警察官とやりあう30代バックパッカー

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2013年1月10日    806日目

パキスタンからイランに入国しました、世界一周の旅53カ国目です

前回のブログでも書いたんですが、最悪な1日の様子をアップしたいと思います

旅人が口を揃えて・・・・

『イラン人は本当に人がいいよ!』

と、言うんですが・・・・・

 

はっきり言ってパキスタン国境近くは嫌な人ばかりでした
イラン1日目は本当に思い出したくないぐらい腹がたった日になりました

今回の記事はかなり長文で写真が一枚もないのでつまらなかったらすぐに閉じてください、ただの愚痴になりますので(笑)

イラン入国は特に問題がなくスムーズに入国する事ができたんですが・・・・

イミグレーションで自分だけ違う場所に待たされました

なぜかというと、国境からザーヘーダーンという街に行くまで、警察の護衛が必要らしく、その準備で待たされているんです(ちなみに外務省で退避勧告がでている地域です)

約2時間程待たされました

警察のお偉いさんが若い警察官を一人派遣してくれました

なかなか礼儀正しい好青年といったところでしょうか

ボス『こいつがザーヘーダーンまでお供しますんで、よろしくね』

『あ、こちらこそよろしくです、ちなみにお値段の方は・・・・』

ボス『え?いらない、いらない』

『あ、そうなんですね、助かります!』

ボス『では良い旅を』

いい国です、最初はそう思っていました

荷物チェックもすんなり突破して外に出ると・・・

あり得ない数のタクシードライバーが待機していました

タクシーは乗る気がないので目の前にあったローカルバスで行くつもりだったんですが・・・

若い護衛が

『ダメダメ、タクシー!タクシー!!』

と、英語を喋れなかったんでそんな事を言ってる気がします

『何がだめなの?』

ペルシャ語でワーッと説明されたんですけど、さっぱりわかりません

タクシードライバー達も・・・

『そうだそうだ、タクシー乗りなさい!』

とかなりうるさいんです

パキスタンと一緒で外国人はローカルバスに乗せないんだろうけど、いい加減お金を使いすぎなので是が非でもローカルバスに乗りたいんです

でも、この護衛とタクシードライバー達と揉めてるうちにバスは行ってしまいました

次のバスでいいやと思い荷物を降ろそうとしたんですけど、護衛がやたら怒っています

どうやら、すぐ(護衛が)にこの国境まで戻らないと駄目なんです!みたいなことを言い出すんですよね


確かに、そう言われればそうだな・・・

そう思い、一応タクシーの値段を聞いてみたんですが・・・・

アホみたいに高いんです

日本円の金額にすると約3000円ぐらい

ちなみにイランのガソリンは1リットル15円もしません

イランは乗り物系が安いので有名なんです

ザーヘーダーンまで1時間ぐらいで行けるのを知っていたので明らかにぼったくってきてるとわかりました(どこの街でもそうなんですけど)

いやいや、高すぎ!と文句を言うと・・・

ドライバーいわく高いのには理由があって、なんとこの護衛が国境まで帰るタクシー代も含まれてるそうです

・・・・本当かよ(笑)

あきらかに護衛とタクシー達がグルに見えたので、護衛の上司に聞いてみる!と言ったところ・・・

先ほど通った、セキュリティーチェックから向こうは行かせませんよと他の警察官に止められる始末・・・・・


では、お偉いさん呼んできて
と言っても全然理解してくれません

イラン人は全くと言っていい程、英語が喋れないみたいですね
(首都周辺や観光地だとそうでもないんですけど)

国境を通過する現地の人にも一通り声をかけたんですけどね、誰一人英語ができないんですよね

これはまずい!と思い、大通りにでてタクシーを拾います!!と言い、つかつか歩いて行ったんですが・・・・・

なんと、少し歩いた場所に検問がありました

一応検問のところまで行き、歩いて出たいとジェスチャーを交えて伝えたんですが、何らかの車に乗らないと、ここから出してもらえないそうです

検問から見えるその景色を見て、完全にアウトだなと思いました


ひたすら一本道で、周りは荒野なんです

一般乗用車をヒッチハイクしようと思ったんですが、横で護衛が何か言ってきます

途中までいい感じで交渉しても護衛の一言でみんな乗せてくれないんです


ってことは、つまり・・・

ぼったくりタクシーの思うつぼなわけです(笑)

あの偉い警察官に確認取りたいんだけど、中に入れてくれないから確認のしようがない訳です


え?

で、どうしたかって?

乗るしかないです
約2000円まで下げましたけどね

この1時間ですべてが終わる!と自分に言い聞かせて納得しました(笑)


さぁ、ここからが本題なんですが(ここからかい(笑))

 

乗り込んだタクシーの車内なんですが・・・

なにか嫌な雰囲気が漂ってます

ドライバーと護衛がなんか相談しています

コソコソ話とかじゃなく、明らかに俺がペルシャ語を理解出来ない事をいい事に、普通にしゃべってます


あのね、例え理解できなくてもそういうのって雰囲気でわかるんです

一通り相談が終わった2、3分後・・・・

護衛『おれが国境まで帰るタクシー代をくれ!!』

いや、ペルシャ語なんで正確にはわかりませんよ?

でもジェスチャーとタクシー、マネーという単語で理解できます

やっぱりきたよ

払う気は全くないんですけど、とりあえず聞いてみます?


『いくらかかるの???』


護衛『2000円だ』

いや、おかしいでしょ?

俺がタクシードライバーとかなりやりあって出した金額と一緒でした

というか最初っから護衛が戻るタクシー代なんて含まれてないって事です

『はっきり言いうけど、絶対に払いませんよ』

かなり強くでます

車内はシーンと静まりかえりま・・・せん

このやり取りにドライバーが加わって車内はかなりヒートアップしまう

ここから先は想像です(ペルシャ語わからないんで)


『絶対払わんよ!!』

ドライバー『じゃあ、護衛はどうやって国境まで戻ればいいんだ!?』

『始めに護衛の分も含まれてるって言ったから払う必要ないでしょ?』

護衛『なら、俺はどうすればいいんだ!?』

『知らん!ローカルバスで帰れば?』

これね、文章にする時にかなり柔らかく書いてますけど、おそらく外からみたらあり得ないぐらい言い合ってますからね

しかもこのやり取り・・・・

ザーヘーダーンの警察署に着くまで続いてましたからね

ふぅー

やっと着いた・・・・・

と安心しきっていると・・・・


ここから第2バトルが始ります

終わったと思ったんですよ

終わったと思いたかったんです

ザーヘーダーンの警察署で・・・・・


護衛の仲間が増えるよね(笑)

10対1になりました

今思い出しても腹が立ちます

しかも、一人を除いて全く英語が駄目・・・

その一人も聞き取れるけど、喋れないみたいな感じです


後の9人も護衛並みにうっとうしい奴らでね(笑)

うまく表現できないんですけど・・・

例えば、俺が英語で怒るとするじゃないですか?

みんな顔を見合わせてケタケタ笑うんです

完全に舐められてます

もう完全に頭に来たので書類作成はせずにバスターミナルに向かう事にしました
(国境での交渉時にバスターミナルまでお願いしてあります)

タクシーに乗り込もうとすると、ドライバーが阻止するんですよね??

『・・・・・どういうこと?』

ドライバー『マネーマネー』

『・・・・・はい?』

ドライバー『ノーマネー・ノータクシー!ノーマネー・ノータクシー!』

くそ、変な単語を覚えよって!


『ふざけないでよ!2000円払ってるよね?』

ドライバー『マネー・マネー』

話になりませんね

唯一、英語を聞き取れるひ弱な警察官に助けを求めるも・・・・・

完全に悪者警察官達に丸めこまれてしまったらしく、こっちを見る事もしないんですよね・・・


この警察官だけが頼りなのに・・・

もうね、何を言っても無駄だなと思い、急いでバックを担いで外にでました

歩いてバスターミナルに向かおうとツカツカ歩いてたら・・・・


ひ弱な警察官がすごい形相で追いかけてくるんですよ

『え?今更なに??』

ひ弱『はぁ、はぁ・・・デンジャラス・・・・』

『デンジャラス?この街がデンジャラスって事???』

ひ弱『イ・・・イエース』

『もういいよそれでも!ていうかお前らがデンジャラスやろ??』

ひ弱『イ・・・イエース』

『なにがイエスや(笑)意味わかってんの??』

ひ弱『イエス』

『んじゃ、あのドライバーにバスターミナルまで送れって訳してくれる?』

ひ弱『・・・ノー』

『は?なんでノーなの・・・・』
と、ふと見ると、すでにドライバーがいないんです


ふうー

しょうがないね

『もういいよ、君が悪いわけじゃないし』

と歩き出します・・・


ひ弱『ノォォォォー』

『なんだよ!?そんなに危ないの???』

ひ弱『イエース』

『んじゃ、どうすればいいの???』

ひ弱『・・・ボディーガード・・・・』

・・・また?(笑)

バスターミナルまで送らないといけないそうです

だったら始めから送れよ!!ってなもんですよ

二人で警察署に戻ります

始まるよね・・・第3ラウンドが

またケタケタ笑われる訳です

完全にシカトです

こういう時は音楽に逃げます、イヤフォンでがっちりガード!!

でもね、そんなのお構いなし無しにちょっかい出してくるんですよね、若造の警察官達は

というかね、空気読めよ!ってなもんですよ

完全に怒った顔をしてるんで、わかると思うんですけどね、それが楽しいんでしょうね


ひ弱に(なんかこの名前で定着)・・・

『頼むから、ちゃんと仕事する年配の警察官を護衛に付けて!』

と頼んだところ2時間後(2時間もそこにいた)に若造達の上司と思われる警察官がきてくれました

若造達は一言も喋らなくなりました

『さ!仕事仕事!!!』

とみんな散らばっていくんです、このおじさんは相当な上司らしい

おじさんとライフルを持ったガタイのいい兄ちゃんと三人で向かう事になりました

そして・・・・


無事バスターミナルに到着することができ・・・・
ないよね

第4ラウンドに突入しますよね

違う警察署に連れて行かれて今度はこのおじさんの同僚にケラケラ笑われるという、
奇跡がおきるんです

まぁ・・・これだけなんですけどね、最悪な1日っていうのは、どうですか?


どう思います?

え??

文章が長いって?

はい、自分が一番そう思います(笑)

誤解しないでもらいたいんですが、この記事を書いてる時点で3週間程イランに滞在してるんですが・・・・

 イラン人は確かにいい人が多いと思います

しかもとびきり親切なおじさんが多いと思います

まぁ、その人達の親切さでイランを好きになるんですが・・・

それを帳消しにしてくれる一部の若造がいるんですけど、それはまた違う記事で書きたいと思います

ではでは・・・・

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