死に直面する時、人は知恵を絞ります

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2013年12月30日

パキスタンのブンブレット谷から移動したいと思います

とりあえずチトラールに戻ります

道中、護衛と次の行き先を相談してたんですが・・・・

チトラールからフンザに行く為にはギルギットまで行かないと駄目なんですが、そこまでのルートが厳しいそうです

なにが厳しいかと言うと、標高が3700mもあるシャンドゥ峠を越えないと駄目なんです

チトラールですら標高が1500mなので3700mでの気温なんて考えたくもないです

まぁ、それはなんとか我慢しても、まず冬の時期は車があったりなかったりという状況らしいんです

なので、かなり迷ったんですが・・・・

チトラールから元来た道を戻りペシャワールに戻り、イランを目指す事にしました

早速チトラールでバスを探したんですが、
なんと、チトラールからペシャワールの道中でテロリストが現れたらしく、しばらく通れなくなっていました

つまり飛行機を使うか、ギルギットに向かうかの2択しかないという状況に追い込まれた訳です・・・・

調べたらこの時期は飛行機がないらしく、バスでギルギットに行く事が決まりました

幸い、すぐ出発する車があったので、それに乗る事に成功しました

PM2:00頃出発してPM10:00に、小さな村に停車しました

何かと思ったら何とここで1泊するそうです

後から調べたんですけど、このルートはそういうものらしいです

書き忘れるところでしたが、護衛の青年もなぜかまだ一緒にいます

どうやら、チトラール近郊を抜けるまで付いてきてくれるそうです

車から降りたんですが・・・・・

もうね、あり得ないぐらい寒いです

ここはどの辺なの?

と、護衛に聞いたところ・・・・

どうやら、ここがシャンドゥ峠でした

しかも、その中でも標高が高いところだそうです

タイツ2枚履きの靴下3枚履きの手袋2枚重ねでも寒いんですけど、
気温は何℃ぐらいなんでしょうか?

こうなったら早く宿で寝て、明日に備えるしかない、という事で宿に直行します

でもね・・・・

部屋がこれまた寒いんですよ

さすがに暖房器具はあったんですが・・・

なんというか・・・・・

炭で暖を取るんです(笑)

宿のオヤジが炭を炊いて持ってきた時はずっとオヤジを見つめてましたね

え?

これですか?といった感じでね

炭は煙がでるので窓を閉め切る訳にもいかず、ちょっと隙間を開けるんですが・・・

その隙間風の寒い事、寒い事!

炭の力がほとんど帳消しにされるレベルです

地元の護衛もかなり寒がってましたからね、相当な寒さです

これはいかん

これは死んでしまう!!という事で二人で知恵を振り絞ってだした結果・・・・

こたつを作ろう!!

ってことに落ち着きました

ちなみにこんな中華鍋の取手を取った物に炭を入れて暖をとってるんですが、
その上に机を置いて、布団をその上からかぶせて即席こたつの出来上がりです

で・・・・

感想はというと・・・・・


かなり暖かくなりました(笑)

こんなに変わるものなのか?というぐらい一気に暖まりました

人類は本当にこたつという、凄い物を発明しましたね

なんとかこれで寝る事ができるという事で、寝る準備をしてたんですが・・・

宿のオヤジがやってきて・・・

『寝る時はあぶないから外に出しといてね』


・・・・こたつを作った意味がありませんでした

最初は交代で見張り番を変わろうってことになったんですが、
山道移動で二人とも疲れがピークに達していて、二人ともいつ寝るかわからないぐらいだったので、こたつで使った暖かい布団にくるまって寝る事にしました

最初のうちは快適なんですが、30分もすると寒くて全然寝れませんでしたけどね

なので・・・・・

オヤジを叩き起こして・・・

『笑点』の座布団並みに布団を重ねる事にしました


はい、重すぎて窒息しそうでした(笑)

でも寒いよりかはマシという事でこれに落ち着きました


え?

写真ですか?

はっきり言ってそれどころじゃなかったので1枚も撮ってません

今思えば1枚ぐらい撮っておけばよかったなと後悔してます

次の日・・・・・

かなり筋肉痛になりました、というか体がだるい

ここには滞在できないって事で早速ギルギット行きの車を待ちますが・・・

いくら待っても車はきません

護衛が近くの民家に聞きに行くも、誰もギルギットには行ってくれないんです

護衛が・・・


『今日は無理だね、明日に賭けよう』と一言

この何もない村に連泊が決まりました

しかも、その日は大晦日です

まさかこんなところで新年を迎えるとは・・・

ちなみに後日聞いたところ、
その日は気温が-25℃近くまで下がってたそうです(笑)

という事で次回の記事は、この何も無い村の近所を散策した時の写真を載せる事にします

ではでは・・・・・

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『死に直面する時、人は知恵を絞ります』へのコメント

  1. 名前:SHIN 投稿日:2014/02/03(月) 01:27:30 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS:
    >*いっちさん
    こたつですか??(笑)

  2. 名前:*いっち 投稿日:2014/01/29(水) 19:40:24 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS:
    ・・・勉強になりました!
    (@_@。

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